糖尿病と血糖値について

生活習慣病の中に糖尿病があります。糖尿病は自覚症状が乏しく、現状では完治できない病気です。
また、悪化すると様々な合併症を引き起こします。こちらで糖尿病についていくつかご紹介いたします。

血糖値とホルモン

血糖とは血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)を指し、その量が血糖値となります。血液検査では空腹時の血糖値と、過去1、2ヶ月の血糖状態のデータを持つヘモグロビンから血糖値を把握します。ホルモンをつくる膵臓には、ランゲルハンス島と呼ばれる細胞集団があります。 ここにあるA細胞は血糖値を上げるグルカゴンを分泌し、B細胞は血糖値を下げるインスリンを分泌します。  

2つのホルモンは肝臓に働きかけて、血糖値をコントロールしているのです。食事をするとブドウ糖が増えてインスリンが分泌され、脂肪や筋肉組織にブドウ糖が取り込まれて血糖値が減少します。逆に食事をしないとブドウ糖が減少してグルカゴン分泌されます。 そして肝臓に蓄えられたブドウ糖(グリコーゲン)を再びブドウ糖に戻して、血糖値を増加させます。 ブドウ糖が高くてインスリンの減少や作用不足が起こると、糖尿病を発症します。

2タイプの糖尿病

糖尿病にはⅠ型とⅡ型があります。Ⅰ型は主に10歳から14歳に発症し、インスリン分泌が極端に少ないのが特徴です。 一般的な糖尿病はⅡ型で成人から発症することが多く、インスリン分泌の低下はわずかです。糖尿病治療としてⅠ型はインスリン注射が主に行われます。Ⅱ型は食事療法、運動療法、経口血糖降下剤が糖尿病治療に用いられます。

症状として疲労感、皮膚の乾燥、手足の感覚低下、頻尿、かすみ目、空腹感、のどの渇き、切り傷など皮膚の外傷が治りにくい、感染症にかかりやすいなどが挙げられます。糖尿病予防として、肥満を防ぐための食事制限や、栄養バランスの取れた食生活が重要になります。 また、適度な運動も肥満の予防になり、インスリンの感受性も改善されるので効果があります。

糖尿病性昏睡とは

血糖値が異常な値になってバランスが取れなくなると、糖尿病性昏睡を引き起こします。インスリンが減った状態のままだと血糖値が高くなり、血糖値が500 mg/dl以上になると意識を失います。血糖値が高いとブドウ糖を外に出そうとして頻尿となり、脱水症状を起こします。
脱水により体の中の水分に含まれる電解質のバランスが崩れると、下痢や嘔吐などの消化器症状があらわれます。
そして全体倦怠感の中で痙攣やショックを引き起こし昏睡状態となるのです。

また、インスリンにはブドウ糖をエネルギーとして変換する役割も持っています。インスリンが不足すると代替エネルギーとして、脂肪や筋肉(タンパク質)をエネルギーとして分解します。この際に生じるケトン体は酸性が強く、体に溜まると血液が酸性になってしまいます。
これがケトアシドーシスという現象で、これも昏睡する原因として挙げられます。

当院は大阪府東大阪市高井田元町にある内科医院です。内科以外にも循環器科やリハビリテーション科も診療可能です。 糖尿病予防や糖尿病治療も対応しています。また、生活習慣病予防、腎臓病予防、心筋梗塞予防などもご提案いたします。 なんでも相談できるかかりつけ医として、ご活用下さい。

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